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世にも不思議な損保の世界

現役損保社員として20数年、業界に対して思うこと、保険やお金に関する話を面白おかしくつづります。

車を買うのがお仕事です

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ディーラー営業はとにかくディーラーに対する立場が弱いです。

 

自社の自動車保険自賠責保険を販売店を通じて売ってもらう。

というのが表向きの仕事ですが、何せ損保、損保社員の位置づけが低い。

当時も先輩から「向こうにとっては犬、猫、損保だから」と言われていました。

 

最近「D通は体育会系でブラック」みたいな風潮がありますが、決して負けません。

会社も明らかに体育会を揃えて、ストレスに強いメンバーが多かったです。

販売店のためなら何でもやるよ、という雰囲気がありました。

 

一般的な話としては販売店の本業協力、つまり車の購入を求められます。

販売店で車を買うことで、競合他損保に対してアドバンテージを得るのが目的です。

ディーラーは複数の取引損保を天秤に掛けて競わせるのです。

担当者はとにかく車を買うのが仕事、車検を通すなんてもってのほかでした。

 

しかも担当販売店によってはさらに厳しい事態が待っています。

不人気車を扱う販売店を担当する担当者は特につらいです。

販売店も外で売れないので損保からの購入をあてにしますから。

 

不人気車を買うと、買い替え時も不人気車ゆえ下取りが低くなります。

従って下取りを高く買い取ってくれるそのメーカーの車をまた買わざるを得ません。

当時「マ〇〇(メーカー名)の輪廻(りんね)」と言われていました。

そのメーカーの車をひたすら買い続けるしかないのです。

それでも低いんですけどね。

 

また自分で買うだけでなく、他の部門の社員にも買ってもらうのも仕事。

よくディーラー営業主体で社員向けに展示会も開催していました。

会社も超低金利でお金を貸してくれるのでサポート体制もバッチリです(笑)

 

そんなわけでディーラー営業は販売店様様の営業スタイルです。

会社としては効率良く儲けさせてもらっているので仕方がないんでしょうが。

 

いったい損保って何屋なんだろう。

 

皆さん、どう思われますか?