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世にも不思議な損保の世界

現役損保社員として20数年、業界に対して思うこと、保険やお金に関する話を面白おかしくつづります。

自爆と呼ばれる保険契約

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目標達成のためにやむなく自分で保険に入ることを「自爆」と呼びます。

年度末の目標達成のためにやることが多いです。

しかしディーラー営業の場合、年度末だけではありません。

 

ある先輩は営業所単位で毎月積立保険の目標を持っていました。

ディーラー営業マンも積立保険まで目標持たされて大変な仕事です。

 

当然目標達成できない月が出てきます。

そんな時、その先輩の登場です。

颯爽と営業所に現れた彼は救世主のように自ら積立保険を契約、目標達成に導きます。

 

そこまでして目標達成を目指すのには理由があります。

目標達成できないと損保社員はディーラー本社から拠点指導能力不足を問われます。

最悪「テリ変」と呼ばれる恐ろしい事態が待っています。

 

テリ変とは「テリ」トリー「変」更のことです。

担当拠点を他の損保に切り替えられることです。

ディーラー営業では最も恥ずかしいこととされています。

そうならないように先輩は頑張っていたのです。

 

でもこれは担当している間、ずっと続きます。

生活にも影響が出てきますので保険に入るにも限度があります。

やむなく前に加入した保険を解約して新しい保険に加入するようになります。

まさに保険の自転車操業です。

 

保険は中途解約すると、掛け金に対して戻ってくる金額が大幅に減ります。

その先輩もかなり損してると言っていました。

結局転勤するまでそれが続きました。

 

当然後任の担当者も同じことをすることになります。 

大変なところに配属されたなと思いました。

私も似たような状況に追い込まれました。

 

損保社員の給料は保険に消える。

 

皆さん、どう思われますか?